育児において「読み聞かせ」はとても大切な時間です。
こどもの言語能力や認知能力などの発達に良い影響を与えるだけでなく、
親子のコミュニケーションが深まる最高のツールだと思います。
でも…

今日は正直しんどい…
そう思ってしまう日もありますよね。
仕事に家事に毎日忙しく、絵本を開く余裕がない日々。
子どもを腕まくらに乗せて本を読んでいたら、いつの間にやら親の方がウトウト……。

そんな“子育てあるある”を経験してきた書店員の私が強くおすすめするのが
Audible(オーディブル)です。

絵本をオーディオブックで楽しめるかな?

親が読まなくて子どもはちゃんと聴いてくれるの?
とお悩みのパパママに向けて、
紙の本を知り尽くした書店員の視点から、“耳で読む読書”の便利さと魅力をわかりやすく解説します!
Audible読み聞かせ活用術5選
1.疲れていても安心!Audibleが「読み聞かせ代行」になる
寝かしつける前、子どもを腕まくらに乗せて絵本を1冊読んだあと、

もう一回読んで~
もちろんうれしい反面、「またか…」と心の中でため息をついてしまうことも。
親だって人間、疲れていたり、眠かったりでもうもう限界…
そんなときもあります。
そんなときの強い味方がAudible。
プロのナレーターや俳優、声優たちが、一定のクオリティで、何度でも、何時間でも物語を読み続けてくれるのです。
たとえば我が家の読み聞かせルーティンは以下のとおり。
最初はもちろん親が読む
↓
「これ以上は読めない、限界だ~」となったらAudibleにバトンタッチ
↓
Audibleが担当する本には長めの小説を用意
↓
聴いているうちに子どもはいつの間にやら夢の中…
- お話、きかせて! 聴く絵本 むかしばなしベスト100
まずはコレ!
一話5~10分と子どもが集中して聴くのにちょうどよい長さです。 - ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせ かがくのお話25
子どもの好奇心をくすぐる科学トピックが盛りだくさん!
いつの間にやら夢中で聴き入ってしまいます。 - 小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜 小学館ジュニア文庫
映画版ドラえもんのノベライズもAudibleに!
アニメと声は違いますが、臨場感は抜群です。 - [1巻] 新装版 魔女の宅急便
ご存じジブリアニメの原作。
小説版は映画より深く細かく楽しむことができます。
ナレーションが素晴らしい!とレビューで絶賛されています。
全7巻。 - ハリー・ポッターと賢者の石
ファンタジーの世界的ベストセラーもAudibleに。
しかしこれは長かった…
全シリーズ読破、ならぬ聴破した子どもはもうAudibleマスター!
風間杜夫さんのナレーションが秀逸です。
疲れている時こそ、Audibleに頼ってみてください。
あなたの代わりに何度でも、優しく、飽きずに読んでくれる声に子どもは夢中になることでしょう。
2.紙の絵本ではできないこともAudibleならすんなり解決!
紙の絵本ではできないことも、Audibleならすんなり解決!
紙の本で読み聞かせをしていると、こんな不便さを感じたことはありませんか?
・長く持っていると腕がだるくなり、プルプルと震えてくる
・本を読むには明かりが必要で、部屋を真っ暗にはできない
・料理や掃除をしながら読むのはさすがに無理
・手元にある絵本の種類に限りがある
どれも「あるある…」と頷いてしまうものばかり。
しかしAudibleならこうした紙の本の“弱点”をまるごとカバーしてくれます。
スマホを枕元に置いておけば、電気を消した真っ暗な部屋でもOK。
親がそばにいなくても、子どもは耳だけで物語の世界に入り込めます。
さらに、気になる本はポチッとするだけで、すぐに聴けるのも魅力です。
絵本が読みづらいシチュエーションでも、“耳の読書”はいつでもどこでも可能。
そんな便利でやさしい環境を、Audibleで子どもにプレゼントしてみませんか?
3.きょうだい育児にも便利!Audibleで“もう一人の親”を味方につけよう
きょうだいがいるとそれぞれの子どもに別の対応をしなければいけません。
下の子から「本を読んで」とせがまれるけど、上の子の宿題も見なきゃいけない。
そんなときもAudibleの出番です。
宿題を見ている間にもうひとりの子はオーディブルで耳読書。
逆に、上の子がAudibleで英語のリスニングをしているときに下の子には紙の本を読み聞かせ。
Audibleは子どもの「もうひとりの親」と化し、子育ての大きな力になってくれるでしょう。
借りたいのは猫の手より”Audibleの声”ですね。
4.子どもの成長に合わせた読書体験!Audibleならスピード調整も自由自在
Audibleは、子ども一人ひとりの「読むペース」にやさしく寄り添ってくれるツールです。
読み聞かせって、どうしても親の時間や体力に左右されがちですよね。

本当はもっとじっくり読んであげたいけど、まだ洗い物が残ってる…

今日は一冊だけにしてね…
そんなふうに、心苦しく思いながら読書を“打ち切る”日もあるのではないでしょうか。
子どもは、お気に入りの本を何度も何度も繰り返し聞きたがるもの。
わかってはいるけど、毎回応じるのはなかなか大変…。
そんな時こそ、Audibleの出番です。
再生速度を変えたり、途中で一時停止したり、好きなシーンを何度もリピートしたり。
子どもの集中力や気分に合わせて、自由自在に“耳読書”が楽しめます。
たとえばある日は、1.25倍速でテンポよくストーリーを聴く。
また別の日には、お気に入りの場面だけを何度も繰り返して大笑い。
そんな柔軟な使い方ができるのも、Audibleならではの魅力です。
読書にスピードや読む回数など、の解はありません。
子どもの気持ちや成長に合わせて、のびのびと楽しめる。
それが、Audibleのやさしさであり、“耳読書”のいちばん素敵なところです。
5.語彙力と想像力を育てる!耳から育つ子どもの言葉の力
子どもは耳からの言葉を、驚くほどスムーズに吸収していきます。
たとえまだ文字が読めない幼児期でも、聞こえてくる言葉や表現を自然と覚え、言語力を育んでいくのです。
また、文字を追わずに“耳だけ”で物語を楽しむという体験は、子どもの想像力を伸ばす最適なトレーニングです。
目に見える情報がないぶん、登場人物の姿や感情、場面の風景などを、頭の中で自由に思い描く力が育ちます。
いわば、脳の中で映画をつくるような感覚です。
たとえば、子どもがAudibleで『桃太郎』を聴いたとき、
「きびだんごって、どんな味なんだろう?」
「鬼ヶ島って、ほんとにあるのかな?」
そんなふうに、物語をきっかけに問いを立てたり、自分だけのお話を作ったりするようになります。
これは、語彙力と想像力がしっかりと育ち始めているサインです。
耳で物語を楽しむことは、子どもが“ことばの世界”を広げていく力強い第一歩なのです。
まとめ:“親の味方”であり、“子どもの未来の味方”でもあるAudible
Audibleはただ便利なだけのツールではありません。
子どもたちが豊かな言葉を持ち、
自分の世界を想像し、
大きく広げる手助けをしてくれる、
読書のひとつの選択肢です。
紙の本とオーディブルに優劣はありません。
どちらも子どもにとってかけがえのない読書体験です。
忙しい日々のなか、少しでも楽に、そして豊かに育児を続けていくために、Audibleを取り入れてみませんか?
疲れているあなたに代わって、今日も素敵なお話を届けてくれますよ。