
読書は人生を変えるツールである!
会社帰りにふらりと立ち寄った本屋で目に留まった、ある本の一文。
気づけば会社員生活もそれなりに長くなった…
同期は次々と出世し、後輩に追い抜かれることもしばしば。
家に帰れば、半額シールにつられて買ったお惣菜とYouTubeが、すっかり夜のルーティンに定着。

そろそろ変わらなきゃ…
そう思い、さっきの本屋で買ったビジネス書を読もうと手に取るも、3ページで眠くなる。
こんな日常を送っている人、多いのではないでしょうか。
書店員である私自身も、まさにその一人でした。
でも、まだ諦める必要はありません。
“読む”のが苦手なら、“聴く”という手があります。

「読まなくても本を楽しめる」Audibleをおススメします!
読書を習慣にして人生を変えたい。
でも本を読むのは苦手―そんなあなたに向けて、書店員の視点から「聴く読書を武器にする方法」をお伝えします。
積ん読や三日坊主は“ごく普通”
本を買うと、

よし!家に帰ったら頑張って読むぞ!
と、読書のモチベーションは一気に高まります。
しかしその気持ちは長続きしません。
気づけば手にスマホ…
動画鑑賞やSNSチェックで時間が溶けた…
今夜こそ読みたいと心を躍らせていたあの本は、あっという間に積ん読リストの仲間入り。
活字を読むには、想像以上のエネルギーが必要です。
一文一文を頭の中で処理し、情景を思い浮かべ、意味を理解する。
仕事で疲れて帰宅した後にそれをこなすのは、簡単なことではありません。
「読んでも頭に全然入ってこない」という状態になるのも無理はないのです。
結果、読書習慣は身につかず、活字アレルギーを克服できないまま。
「やっぱり自分には無理なのかな」と挫折感を味わった人も多いでしょう。
書店員として日々お客様と接していると、この「読書のハードル」に悩む声は本当に多く耳にします。
だからこそ―本を読むことに難しさを感じるのは、ごく普通のこと。
「自分だけができていない」と思う必要はありません。
読むのが苦手でも大丈夫―“聴く読書”という選択肢
前章でお話ししたように、結論は「本を読むのは難しい」ということでした。

結局いつまでたっても読書習慣は身につかない…
そう思われるのも無理はありません。

そこで提案したいのが”読む”ことにこだわらず、”聴く”という方法です
Audible(オーディブル)は、Amazonが提供するオーディオブックサービス。
プロのナレーターや声優が本を朗読してくれるため、活字を追わなくても自然と物語や知識が耳に入ってきます。
「活字を読む気力がない夜」でも、イヤホンを耳に差すだけで本の世界に没頭できます。
使い方はとてもシンプルです。
通勤電車の中、料理をしながら、コンビニまで歩く途中でもOK。
「机に向かって静かに本を開かなければならない」という制約がないため、日常のスキマ時間がそのまま読書タイムに変わります。
実際に試すと驚くのは、“続けやすさ”です。
Audibleは「読書が続かない」という最大の壁を軽やかに飛び越えさせてくれます。
読書に苦手意識がある人でも、自然に本とつながれるのです。
Audibleがもたらす3つの効果
知識が自然と身につく
ビジネス書を読もうとしても、数ページで眠くなる―これはよくある話です。
しかしAudibleなら、通勤中や作業中に耳から流しているうちに、自然と知識がインプットされます。
「一字一句を完璧に覚えよう」と構える必要はありません。
紙の本でも読んだ内容をすべて覚えられるものではありません。
「読んだそばから忘れていく」くらいの認識で十分です。
繰り返し耳にするうちに、重要な考え方やフレーズが少しずつ自分の中に定着していきます。
読書が“習慣”になる
読書が続かない理由のひとつに、

まとまった読書時間を確保しなきゃ!
という思い込みがあります。
令和5年の文化庁の調査によると、読書量が減っている理由のうち38.9%が
「仕事や勉強が忙しくて読む時間がない」と回答しています。
令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要
Audibleならスキマ時間を使えるため、毎日の生活に自然と本が入り込みます。
気づけば「歯を磨きながらAudible」「電車に乗ったらAudible」というルーティンができている
この“小さな積み重ね”こそ、読書習慣を根付かせる最短ルートです。
自己投資が“継続”できる
昇進やスキルアップを意識して「よし、勉強しよう」と思っても、三日坊主で終わる人は少なくありません。
Audibleを活用すれば、気合いを入れて机に向かわなくても学びを継続できます。
話題のビジネス書や歴史の名著を“聴く”だけでも、会話の引き出しが増え、視野が広がります。
その積み重ねが、結果的に仕事のアイデアやキャリアアップにつながるのです。
まず聴いてほしい!Audible入門ブックリスト6選(聴き放題対象)

Audibleを試してみたいけど、何から聴けばいいかわからない。

そんな方のために、”最初の一歩にちょうどいい6冊”を選びました。
- 読書が苦手でも聴きやすいこと
- 「出世」「恋人」「自炊(生活改善)」という悩みに直結すること
- Audibleで聴くことで効果が実感しやすいこと
出世・キャリアアップに効く本
『神時間力』星 渉
人生は時間投資であるととらえ、「与えられた24時間を何に投資するか」を学べる本。ストーリー形式で聴きやすい。
実践ポイント:人生のゴールを決め、ゴールにつながる優先順位を見極める。
『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』ふろむだ
「錯覚資産」を得て、出世や評価に直結する印象の作り方を学べる。繰り返し聴いて腹落ちさせやすい。
実践ポイント:会議冒頭の一言、プロフィール文、服装・持ち物など「第一印象のレバー」を3つ決めて変える。
自分を変える・学びを深める本
『夢をかなえるゾウ』水野敬也
笑えて泣けて、さらに自己改革できる本。宿題をこなすうちに生活改善や行動習慣が身につく。
実践ポイント:できる宿題をひとつずつ実践する。
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』山口周
美意識の重要性を説き、判断力やセンスを磨ける本。章ごとにテーマが区切られており理解しやすい。
実践ポイント:資料のレイアウト、部屋の整理、料理の盛り付けなど、日常に“美意識”を取り入れる。
生活習慣・人間関係を整える本
『最高の体調』鈴木 祐
科学的根拠に基づく健康習慣を学べる。聴きながら実践しやすい。
実践ポイント:就寝時間・朝の軽い運動・発酵食品摂取など、無理なく生活改善に繋げる。
『人を動かす 改訂新装版』デール・カーネギー
自己啓発書の原点。感情のコントロールや人間関係の原則を学べる。繰り返し聴くのが習慣化のコツ。
実践ポイント:原則1つを翌日の会話で実践。朝礼・LINE・雑談など小さな積み重ねを意識する。
- 再生速度1.2〜1.5倍で効率化。理解が落ちる章だけ通常速度でリピート
- ブックマークで「使えるフレーズ」をあとで振り返る
- “ながら聴きの定位置”(通勤・歯磨き・筋トレ)を決めると習慣化が加速
まとめ:Audibleで読書習慣を手に入れ、人生を少しずつ変える
Audibleは、「読むのが苦手」という壁を軽やかに飛び越えさせてくれるツールです。
聴く読書を習慣化すれば、忙しい毎日でも知識や考え方を少しずつ積み重ねられます。
最初は通勤や家事のスキマ時間に1章ずつでも構いません。
毎日の“小さな積み重ね”が、やがて大きな変化を生みます。
- 通勤中に耳から入るビジネス書で、上司や同僚との会話の幅が広がる
- 生活習慣や時間管理の考え方を学び、無理なく自炊や運動の習慣がつく
- 人間関係や自己表現のヒントを得て、自信を持って行動できる
Audibleを使えば、読書を「やらなきゃいけないもの」から「日常に自然に入り込むもの」に変えられます。
まずは1冊、耳から読書を始めてみましょう。
小さな一歩が、人生の方向を変える大きな力になります。
あなたの“聴く読書ライフ”は、今ここから始まります。